古ぼけた外観の山小屋の中は意外と暖かく、指がなんとか動かせる程度の温度に収まっている。どこの山だか知らないが、そこそこ高い山であり、この小屋までの道のりはとても険しいらしい。伝聞体なのは、一緒にせかせか動いている無骨なおっさんから聞いたか…
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